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NO3196 ドイツからみた日本の異常(2)

長善館由来

長善館資料館 18日(金)曇。テニスができた。今日は中国では9.18事件、日本では満州事変という中国への侵略を開始した日である。マスコミは何も報じない。この事件こそ、対中15年戦争の始まりであり、この戦争の行き詰まりが太平洋戦争を引き起こす結果につながったのだ。

 

 現天皇が「満州事変に始まる戦争の歴史を学びなおす」と明らかに安倍晋三に向けて発した発言があったではないか。この日の意味をマスコミは解説すべきなのだ。この年、1931年は東京ー新潟間の上越線開通の年であり、中国侵略の直通路が開通した事実を記憶せよ。

 

 新潟は中国侵略の最大の基地となり、満蒙開拓団も青少年義勇軍も、そして武器弾薬も新潟から出航し、北朝鮮の清津経由で南満鉄道につながり、東京からの最短距離になった。そして、39年には新潟が人的、物的に最大の前進基地となり、原爆投下の理由とされたのだ。

 

弥彦山山頂
弥彦山山頂で 今晩、戦争法案が参院本会議で可決されるようなことがあれば、再び中国に対し戦争を仕掛ける根拠をつくることになるわけで、まさに、過去の戦争に学ぶ気がないことを世界に証明することになる。ひょっとして、安倍はそこまで意図したのではないのか。絶対に許せないぞ。

 

ドイツ人のL子はどうして、こんな、ドイツではありえない右翼的な政権が国会で多数を占めることになったのかと聞く。私なりに説明はできるけれど、結局は国民の民主主義に対する民度の問題になるかもしれないと言わざるを得ない。ドイツにも苦難の歴史はあったと慰められた。


 難民問題も当然話題になった。憲法で難民の入国制限はできないことになっていることが大きいけれど、基本的にはナチス時代の移民に対する迫害に対する反省があるのだという。全国数か所に受け入れ施設があり、審査が行われていると。すでに2万人を超えた。

 

カーブドッチでお茶
カーブドッチでお茶 難民受け入れは国民のコンセンサスではあるけれど、勿論ネオナチによる反対運動や暴力事件が起きている。最終的にはイギリスもフランスも受け入れざるを得ないというのが、L子の見立てだった。私は日本は中国・韓国と共存して生きるしかないという認識がないと思う。

 

日本は5000人の申請に対して難民として認定されたのは11人だというと、黙ってしまった。国際貢献とは軍隊を出す事ではない。難民問題にも知恵を絞ることが必要なのに、これまた国民全体の意識に関わる問題であろう。難民どころか移民労働者の問題もある。

 

信じられないという、日本の原発再稼働についても、なぜ、それを国民や住民が認めるのかというので、電気料金が上がるということや地域経済への政府・電力会社による脅しがあるとの説明にも、ドイツでもあったけれど、電気料金よりも命が大事だと切り捨てられた。

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