バイリンガルは育てた親にも面白いものです。
先日、FBで「寒すぎ。orz 」と近況を伝えてきた息子。100人以上いる友達の仲から、いったい何人の人がこれに反応出来るのか知りませんが、即座にと反応できるのは、たぶん私と娘だったのでしょうね。日本語でバンバン、テクストの会話のように会話してました。
で、息子なんとそれに、、、ついて来れるんですよね~。しかも漢字の変換もちゃんと出来てます。
まあ、日本語が少し分かるアメリカ人でも、この会話に入ってこれる人はたぶんいなかったでしょうね。笑
それによると、どうやらドームルームが異様に寒いと。67Fだと言う事で、冷房使わなくっていい国育ちには寒いのですよね。うちなんて80Fにしてますから、夏の室内の温度。娘のアパートは先月の冷房代にビックリしたのか83Fだそうです。笑
テキサスはこんな皮膚した人が沢山いて、冷房使い過ぎじゃないの?と思う事しばしば。体冷やし過ぎては外へ出て温まるって感じなのでしょうかね?そのうちトカゲになりそうですね。笑
メルボルンの人の皮膚も凄い!と思いましたが、ここテキサスの人は寒いのも暑いのも耐えられるようです。真夏100F越す温度で走ってる人を沢山見かけます。鍛えれば出来るんでしょうかね?凄過ぎ!
先週はそれが原因かどうかは知りませんが、息子は珍しく風邪をひいていたそうです。もう直ったらしいのですが(息子らしい)、只今ルームメイトが 風邪っぴき中なう で、薬で頑張ってるようです。
何でもそのルームメイトは野菜嫌いで野菜を食べないらしいんです。彼の母親が沢山野菜を買ってきて冷蔵庫に入れるらしいのですが、昨日はベイビーキャロット貰った!うれしい!とか息子が言ってまして、息子がルームメイトの冷蔵庫の中の野菜の消化を助けてるらしいという事が判明。
恥ずかしいから、少しはお金出しなさいよ!と言いました。以前同じ話を電話でしましたが、ルームメイトがお金を受け取ってくれない。。。と言ってた理由がなんとなく分かりました。笑 なるほどね。
息子にはビタミン剤やアロマを持たせているので、それで癒すよう教えましたが、めんどくさいのでやってないでしょうね。笑
そう、息子の大学は郵便受けを買う仕組みになっていまして、PoBoxを1年間50ドルで設定しなければなりません。それを早く済ませれば洋服を送ると言ってるのですが、勉強が忙しいので今は無理とか言っちゃってなかなか進みません。
とこんな会話をしていると、フランクフルトの時の日本人のお友達がチャイムイン。息子の日本語レベルのアップにビックリしてました。しかも漢字まで。。。って。
AP日本語を勉強したから、、、APの先生には申しわけないけど、そうではないと私は思ってます。やはり、漫画でしょう。今、携帯から漫画が読めますし、愛読書の 明日のジョー は結構漢字が沢山出てきますから、読んでいるうちに覚えてしまったのでしょうね。漫画の力、本当に凄いです。
くどいくらい言いますが、英語が学習言語でも、小学校高学年までしっかりワークブックなど使いながら日本語を勉強していれば、その後は、漫画・読書、ネット、母との会話のみで自然に上達していきます。もちろんAPをとってプロパーな日本語(とは言いがたいんですが)を習うとさらにいいでしょうね。
そんなにバイリンガルにするのって難しくないんじゃないの?と今になって思います。が、お金かかりますね!いろいろと。
一番お金がかかるのは帰国じゃないでしょうかね。
バイリンガルで一番重要なのは学習言語でないほうの言語のカルチャーを愛する事にありますので、小さい時期に帰国し、日本の家族と遊んだり、日本のテレビ見たり、日本食を味わったり、、、とにかく日本が好きな子供に仕上げないといけません。ここが一番重要なんじゃないでしょうかね?逆にそれさえできてれば日本語は上達するんじゃないでしょうか?難しい事を言うよりも、ここが基本なのでしょうね。その言語の背景を愛する事が。
それが出来たので、うちは大成功だったわけなんです。外人訛りもありませんし、漢字も変換できます。じゃあ、漢字書け!と言われると親の私からして漢字苦手ですから。。。私にとってはどうでも良い事です。笑 今はキーボード使いますからね。
小学校の高学年までで日本語が決まりましたので、海外にいるお子さんは参考にしてくださいね。うちは生まれてすぐに日本語教育開始で、幼児期は日本語が出来るので、前倒しに日本語を勉強させてました。。娘は三歳半でひらがな50音、読めましたよ。IQ?アベレージじゃないでしょうかね。息子は座ってられないので気分が向いた時に。毎日、あいうえおの本を読んであげて、書き方(指でなぞらせる、間違っててもMeh!)、読み方、これなんていうの?と、ひらがなテストの繰り返しで、そのうち覚えていました。毎晩寝る前にね。
息子はインターの必修日本語の時にひらがなを覚えたと思います。幼稚園からベネッセで遊びながら勉強してましたので、今から考えると幼児期が重要だろうなって思いました。
この方式で、バイリンガルが可能なら日本人が日本にいながらの英語教育もそんなに難しくないのでは?と思いますが、どうでしょうね?
日本人と結婚し日本と言う設定なら、私なら、英語圏の英語の幼児用教材をネットで購入し幼児期からスタートします。英語圏の子供用の英語の教材ですから、すべてが英語。この辺が、親が英語出来ないとダメよ~!と私が言うところ。親も英語の説明書くらいは読めなきゃ、教えられませんよね。
始めは英語出来ないでも、分からなきゃ調べる、分からなきゃ分かるまで勉強する、と言う根性が教える側の親にあればいいんです。何を隠そう私がそうですから~。根性だけはありましたから。笑 (未だにに英語下手!と言われてますけどね~w)
英語を話す人がいないので、この場合仕方なく自分かな。幼児期の英語なら対応できなくもないかな?出来れば避けたいところですけどね。。。笑 勉強に対しては、なるべく謙虚に素直になる事が大切ですよね。分かったフリはよくないですよね。
だけど近所に幼児英語教室があればなおいいでしょうね。私もクロアチアで感じた事なのですが、先生が英語にリミットのある人は絶対にダメです。バイリンガルのdefinitionも人の感覚で違いますが、幼児期の英語の先生は、真性バイリンガル つまり、英語圏の大卒にされたほうがいいです。日本の大学卒、英文科でもピンきりですからね。出来れば英語そのものを体験してきた人がいいと思います。それかネイティブスピーカーですね。そのほうが話が早いかな。笑
ネイティブが見つからない場合、動画、ビデオ、テレビがありますからそれらを効率よく使いますね、私なら。このやり方なら、インターに通って日本語がダメになり、何人なんだか分からない感もないですよね。日本語は自分の言語として幼稚園なんかで使うでしょうから。
ああ、あと、必ず教えなければいけないのは、日本語を話す人に英語で話しかけない事。話者の言語にあわせて話せと言う事でしょうね。幼児期の子供は超がつくほどめんどくさがりや!ここをよく教えてないと、日本語かったるいから英語。又はその逆となり易いです。
うちはそこが小さい時から徹底していましたよね。私とは日本語、主人とは英語でしたから。
まあ、バイリンガル!って力入れるほどのものじゃなかったなぁ~って言うのが今の感想です。押さえるところを押さえ、効率よく勉強すれば、インターに行かないほうが効率よくバイリンガルになれたなと思ってます本気で。日本にいて日本人の子がインターじゃ、子供がConfusedすると思ってます。故に私の経験上、効率が悪い方法と思っています。(アイデンティティーが混乱するのが両言語にとってもマイナスになりやすい。)
うちももう少し早く帰って来たほうが、全体の学力のために良かっただろうと思っています。息子もぎりぎり間に合ったって感じでしたからね。学習言語を話す国に住むことは学力に関係してくると思います。途中オーストラリアに赴任できたのもラッキーだったのでしょうね。
どっちの言葉で勉強するかって意外にも重要ですよね。バイリンガルと言えども。より自分のアイデンティティーの強い方の言語で勉強するのが楽そうですよね。と私は思います。
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