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米国帰国子女の大学受験まとめ~3.美大・大学選び、キャンパス訪問

いよいよ大学選び。うちは2人それぞれが違ったタレントを持つ子供達だったので、娘の受験と息子の受験は少しアプローチが違いました。

うちは、とにかくある程度名の知れてる学力的に子供にあった大学を中心に申し込みを出しましたので、エリート難関校を希望している人とは少し準備する事がが違ったと思います。あしからず。

まず娘の時は、11年生からアメリカの公立校スタートプラス、低めに査定された成績で、何処まで戦えるのか?が最大の問題でした。こちらに来る前から行かせるなら州立でUTオースティンが良いだろうと思っていましたので、6セメスタールール(F~J3年間)と言うのを聞いたとき愕然としました。

どうにかして、方法はないかと思い大学へ問い合わせをしたところ、Fine Artsは基本、無条件入学はないと言う事。ポートフォーリオの出来がよくなければ合格できない。逆にクラスランクは最低25%はあればOKということで、ホット一安心。

結構早い時期にオースティンまでキャンパス訪問し、個人的にこの引越しの件でごたごたしている成績表のことについて質問をしました。そして帰って来た答えは意外な答えで安心しましたので、他に何校か申し込みを出す事にしました。

美大の大学選びはそんなに難しくなく、娘の場合、学校のサイトに行って生徒の作品を見れば大体分かると言っていました。

私はもっぱらランキングを気にしますが、アーティストになるならSAIC。企業、アーティストとのコネがよさそうなPratt。グラフィックアートならMCADと、自分も興味ある分野の学校でしたので選ぶのはそんなに難しくなかったです。名門Yaleも、SATを受けなおし、2000点前後を達成すればポートフォーリオで何とか滑り込めるかもよ!あなた海外経験もあるし。。。なんて言ったのですが、Yale嫌い!の一言で申し込みを出しませんでした。こんな子供もいるんですね。天下のYaleに。。。笑

結局娘がこんな感じでしたので(自立心の強い、好き嫌いの激しい)申し込みのエッセイを書く時期、ジュニア後の夏休みはボーっと過ごしてお終いでした。

本来、ゆっくり準備してソフォモアの終わりくらいにだいたいの志望校を考え、ジュニアでさらに詳しく調べ、ジュニアが終わった夏にキャンパス訪問し、エッセイを書き始めるのが流れだと思います。

うちの場合、引越してきてすぐこれですから準備もへったくれもなく、だ~~~~と時間が過ぎて、ば~~~~とやる事をやっただけの受験でした。笑 こんな感じでしたので、キャンパス訪問も出来る時に2校だけ行きました。計画性がないというよりどのように運べば良いかが分からなかったと言う感じでした。NYのPratt訪問の時に他の学校も訪問すべきだったと思います。NYにはたくさんの美大がありますからね。

そうこうしているうちにシニア。手応えを見るためにシニア期の10月に行われるNational Portfolio Dayに参加することにしました。このイベントは美大志望の生徒が自分のポートフォーリオを持って、参加大学のアドミッションの人に見せるイベントです。要するに大学に自分の作品を見せるイベントです。

タレントのある子はここで大学から目を付けられます。1日中ありますが人数が凄いのであらかじめ自分が行きたい大学を絞ってからそこのブースに並んだらいいと思います。かなり人数がいるので5校回れればいいほうなんじゃないかな?

娘はSAIC、PRATT、MCAD、UTAustinと限定で回ってかなり良い反応がありました。まあ、小さい時から絵は一生懸命やってきたので、それも理解できましたけど。。。

この中から、3校だけにした理由はなんだと思いますか?自分でもよく分からないからなんですよ!何処の学校が良いか。。。もっと多く申し込みを出して可能性を広げておくべきだ!といったのですがね。

ここでも早めにアメリカに帰国するほうが望ましいと言う結果になるんです。ただ単にいろんな事がいっぺんに起こってoverwhelmなんですよね。どうして良いかわからなくなるんです。

アメリカにいる子供だって子の時期は少なからずこうだと私は思いますから、娘がここまで文字通りpull together出来たのが逆に凄いと思ってます。最後まで一度の崩壊もなし!笑

シニアの年末から年始にかけて次々と合格のお知らせが届いた時は、自分に自信を持てたんでは?と思います。さらに3校全て合格し、私立2校は多額の奨学金付きで合格しました。アメリカの大学受験のもう一つのベネフィットが、これじゃないかな?って思います。自分で考え、自分で用意し、自分で提出し、自分で納得する、全ては自分中心なイベント。それによって何かを得るんですよね~うちの娘みたいに。

そして今は進学先で一生懸命、精一杯勉強してますからね。結局ベストマッチな大学を自分自身で選んだのだと思います。そうなると、親も満足なんです。子供がハッピーならそれが一番。

美大ではない総合大学でそのベネフィットを大いに活用したいと思いUTにしたようです。賢い選択だったのかもな~と私も今になって納得しています。

まあ、こんな感じでどたばたしてましたので、大学でゆっくり将来を考える時間が欲しかったのかと思います。と思えば、どうしてもこの学校!って言うのは無い様に思います。それが有名大学でもです。何処の大学でも走りながら考えることが出来ますので、スタートする大学をそこまで神経質に選ぶ必要はないのだと気が付きました。

もちろん、子供の学力に合った大学と言うのはひたすら重要なポイントですが、そこさえ抑えて受験すれば何処の大学でもそれなりに成長の手応えはありますよね。

今の時期のシニアは神経性胃炎になりそうなくらいピリピリしてるんでしょうけど、こう言ってあがたらいいんじゃないかな。

「何処でも自分で良いと思った大学へ進学していいし、そこで違うと思ったらトランスファーも出来る事だし、実際に訪問したければ訪問し感じ取ることの方が話は早いだろうし。気を楽にしてまずは、自分がどうしたいか考えるといいよ!」とね。子供の自主性が大事だと思うのです。

そうすると、うちの娘のように自分で選んで納得するじゃないかしら?と思います。とにかく一度大学を決めたらそこで4年間!Locked!と言う閉ざされた感を子供の与えない事ではないでしょうかね。

事あるごとに、トランスファーしたら?と言う私に、いや、ここで4年間頑張る!って返ってきますよ!。リバース・サイコロジー?なんでしょうかね?笑 



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