12ガ岳登山口
7日(水)快晴。昨日は月一の年金組合登山。群馬県の12ケ岳(1200m)参加11名(男7、女4名)。2台の自家用車に分乗。朝6時40分発、高くもない山だが、なかなか登り甲斐があった。1時間半とあったが、2時間を要した。頂上は360度のパノラマの絶景。
快晴なら東京スカイツリーも見えると説明にあった。昼食は車座になり、自家製の漬物、果物、手製のお料理などいつもながら満腹。ビールが格別にうまい。集合写真は「アベ政治を許さない」登山と名付けた。1時間半で下山し、小野上温泉に浸かる。帰途の車中は安倍批判で盛り上がった。
日本人スパイ事件は新たな展開を見せた。中国側に捕まった3人のうち一人は元公安調査庁の職員だったと!孫崎氏の指摘通り、公安によるスパイ活動は日常的に行われている可能性がある。これこそマスコミは徹底的に追及すべきなのに、圧力を恐れてやらない。
山頂にて TPP交渉妥結の茶番も消費者にとってのメリットばかりを取り上げ、ことの本質を伝えない。そもそも、この問題には数々の疑問がある。なぜ二国間交渉ではだめなのか、なぜ中国・韓国を入れないのか、なぜ交渉経過が公開されないのか、アメリカ主導はなぜか。
リテラは「TPPで安倍政権は国民にどんな嘘をついてきたのか」を検証している。結論として、TPPでトクをするのは消費者ではなく、安倍政権を支える経団連、そしてアメリカだということを忘れてはいけない。としている。これがこの問題の核心ではないか。
安倍政権による歴史の偽造は止まらないばかりか、ますますひどくなっている。日本軍による南京虐殺の事実については、外務省のHPでも認めざるを得ず、日中韓3か国の歴史研究者による共同研究の報告書でも認められたことであるにも関わらず否定する。
山頂での楽しい昼食 それを裏付ける資料は無数に公刊されているが、最新の資料が今月4日号のしんぶん赤旗日曜版に載っている。1937年12月上旬から2月にかけて、南京占領で中心的役割を担った部隊の一つ、陸軍第16師団歩兵第9連隊の小林太郎上等兵が書き残した日誌である。
ご本人は72年61歳で亡くなられたが、小林氏の次女、能崎嘉子さん(69歳)=兵庫県がしんぶん赤旗に提供したという。嘉子さん「家族がやった加害は、隠したいのが人情です。でも黙っていれば、なかったことになる。辛くても本当のことを言おうと思いました」
部隊に派遣命令が出た37年8月から2年後の帰国まで約200ページに及ぶ。次号以降に紹介するが、目を背けたくなるような生々しい記述に満ちている。嘉子さんによれば「とても几帳面な性格」で、南京占領までの行軍や徐州作戦「38年5月」での足取りまで続く。