第133回金曜行動
10日(土)曇。コメントをくれたTakaさん情報は重要だ。今朝の新潟日報も一面からしてあたかも「大筋合意」が決定し明日からでも動き出すようなTPP対策に報道の中心が移っている。TPP阻止国民会議事務局長・首藤信彦氏(民主政権時代のTPP担当者)の発言。
詳しくはhttp://iwj.co.jp/wj/open/archives/269722でご覧いただきたいが、要するに、発効するかどうかはアメリカの議会次第で、それが怪しいと。少なくとも物理的にオバマ政権下では発効しない。次期候補のクリントン氏が反対を表明しさらに不透明になった。
首藤氏に言わせれば、あたかも正式に決まったかのように報じ、対策予算をばら撒いて、来年の参院選勝利に結びつけようという自民党の戦略だと。もし事実なら、マスコミはそれに乗せられているということか。実際ネットで情報を集めてみると、「大筋合意」に相当する英文がないと。
フエの喫茶店 日本の官僚用語だというのだ。だから、アトランタで取材していた首藤氏は諸外国の記者から、日本のはしゃぎ振りは何だと。各国がまだ同意していない項目がたくさんあるのに、「大筋合意」の体裁を作るために日本の立ち回りが目立ったと。又も内外にウソをついている!
作家でアサイチのコメンテーター室井祐月氏の週刊朝日での発言がアップされている。「なぜ民主党は共産党の提案『国民連合政府』の呼びかけにすぐに乗らないのだ。安倍自民の暴走を止めてくれという国民の声が一番大切じゃないの。国民のために、こっちから呼びかけようと思っていたところぐらい言ってくれツーの」彼女独特の表現である。
岡田民主党の反応の鈍さに批判が高まっているようだ。民主党内には前原誠司や長島昭久のように元々戦争法案に積極的な人々がいる。彼らがなぜ民主党を飛び出して自民党に行かないのかと思う。その彼らが『基本政策の一致』がなければ共産党と組めないという。
フエ城内は住宅化 戦争法審議の過程で芸能人が反対の声を上げ始めたのも特筆すべきことだった。吉永小百合、仲代達也氏など。石田純一氏までと言っては失礼だが、びっくりだった。ところがこの石田氏に対するCMや番組出演が急に減っているという。自民党はそこまでやるか。
俳優だけではない、ノーベル賞学者の益川敏英氏も「国民連合政府の提案」は時宜を得たもので、「学者や学生、お母さんたちが一人ひとりの意志で立ち上がりました。共産党の提案が力を持つのは、そうした国民の願いと合致しているからです」と語っている。
九条の会呼びかけ人の澤地久枝さんも「国民連合政府という名称にアレルギーを持つ人が・・に対し、市田副委員長が政府の名称にはこだわらない、ということで納得しました。何としても安倍政権を倒したい」と。