先週あたりに、大学生初のエクザムが終わったフレッシュマンの息子。これからプログレスレポートが出ます。要領の悪い息子ですが何とか乗り越えたようです。本人曰く、まあまあと言う事で、結果はお楽しみと言う事です。
高校生の時に比べれば、一段落ついてるせいか、又は、ここから先の人生は息子次第と本気で思えるようになったのか、子供達の成績もさほど気にならなくなりました。それより健康が気になりますね~。
娘についても同じくで、好きにすればいいさ~と思うようになりました。この「好きにしていいさ」って言うのが、結構、子供にとっては重荷になる事があるかもしれません。好きにしていい=全てはあなたの責任で になりますからね。
うちは海外にずーっと出てた分、親から離れて自由って感覚が身に付きにくかったと思ってます。お小遣いも中学校前にやめてしまいましたから、金銭的に自由も無かったですね。あるのはクリスマスやお年玉を貯めたお金だけでした。
領事館の子供はペットシッター、ベイビーシッタでお金を稼いでいましたが、それも本人が自発的にしたいと言うまで強制はしませんでした。結果、お小遣いは、お年玉などの特別に貰ったお金のなかから、親からもらえるのも電車代、食事代のみ。必要なものは親に買ってもらうという方法をとって来ました。
よく、お小遣いを子供に与える事で、お金の使い方を学ぶと言いますが、うちはこの方法でもお金の使い方は学べたと思います。ケチではないけれど、リーズナブルかどうかを見極める事は、たびたびの私の「お高~い!」と言う悲鳴で学べてるはずです。笑
こちらの子(アメリカ)多くは、早くから自分で車を運転したり、バイトしたり、ボランティアしたり、そんな事が自然に身についていきますんで、精神的に自立してる子供が多いですよね。CASのためにボランティアって言うのがインターなら、こちらは自分のため、人のためという感じが強いです。
と言う事で今まで勉強できなかったその部分を、大学では自分で自発的に、そして何でもできるようになるのが課題。親は引っ込んでていいのだと思っています。一つだけ登場するとしたら、学費を払う時 ですね。笑
学費、、、アメリカっって、ニコニコ現金払いを嫌う国ですよね?これって、普通逆じゃないの?と激しく思うのです。アメリカって、多額の現金=怪しいお金 と考えるのでしょうかね?多額たって、学費が高いのだからねぇ、しょうがない。それに10Kのキャッシュ(キャッシャーズ・チェック)って何か書類を出さなきゃならない額なんでしょうか?4年間の学費のほんの一部なのに。。。
息子の学費の支払いがキャッシャーズチェックで9800ドルで10Kに近いので、書類をIRSに提出しなければいけないそうです。これって、どういう意味なんでしょうね?クレジットで払えば何もしなくっていいけど、便利だと思うキャッシャーズチェックでなんでこうなるの?って感じです。メンドクサイ国ですよね。
しかもね、うちの使ってる銀行の間違えではありますが、大学側がイーチェックブロックしたからこうなったんですよね。説明してもブロックを解除しなかった(出来ないと言われた)のは学校ですから。。。何も悪い事をしてないし、お金も払ったのにどうしてわずらわしい事をさせるんでしょうね。こんなのありかよ!と思いませんか?
いっそ、派手なライフスタイルをキープして学費を借金したほうが良かったんですかね?笑 ここが分からないYO!アメリカ!です。矛盾だらけの国ですよね~。
娘が来年の夏あたり留学をと考えているんですが、クレジットをいくつかもらえるのはいいですが、料金がこれまた10K。WTF!と息子じゃないけど言いたくなる金額です。本人曰く、ヨーロッパに行きたい!そうで、FAを始め、片っ端からスカラシップ申し込む!と意欲満々。いいことだ!笑
私など、例のあの言葉を連続。うわ!高~い!。。。笑
まあその留学が必要かどうかは、後で考えるとして、とりあえずやってみたら?思っています。簡単にいいよ!と言えないお家の経済事情で良かったと感謝しています。
実は子供ってこう言うところで親の懐見てますよ~。他人のウチ見て、我がウチ気をつけ~や~で、甘やかしたら、ああウチって金持ちね!と思うだけですからね~子供なんて。実際にそうでないのにも関わらずです。金銭感覚は、まず親がしっかり出来てなきゃダメですよね。
しみったれ、地味と言われようとも、できるだけ借金をしない生き方が自慢ですから~!ワラ
と、この娘の留学の事をさっき電話で息子に話しましたら、もちろん、WTF!と返って来ました。それに続けて、「俺は必要ないんだよね~そういうの、経験があるから。。。言語も後で自分で勉強すればいいし。まあ、日本に行きたいかな、ご飯のため。」とな。笑 確かに日本の食事はおいしいからね。。。
先週と今週は他の大学のケミストリーの分野の教授達が息子の大学でセミナーをされてます。日本からは早稲田の教授が来られていたようで、しかも息子の興味のあるバッテリーの分野を研究している教授だそうで。。運悪く行けなかったとがっかりしていました。話がしたかった!などと言ってました。
その他にイリノイ大学、MIT、ユタ大学、、、といろんな大学のさまざまな分野の教授が来て先週、今週とセミナーをされてるそうです。
これらのセミナーに、エンジニアリングHonorのコースを取っている学生は、参加がRequirementだそうで大学院生に混ざってフレッシュマンが、ワケのよく分からないセミナーを最後まで聞いて、レポート提出が必修だそうです。笑 想像するだけでなんとなくこっけいなんですけど、ラーニングプロセスだそうで、分からなくってもいいそうです。セミナーとはこう言うものだと言うのを理解すればいいのではないでしょうかね?そういうお勉強と私は理解しています。
途中、質問コーナーで、外国人の生徒が、これまた、どうやってその質問を考えられるの?と質問の意味すらも分からない息子は、場違いな気持ちで超恥ずかしかった!と言っていました。最近のサイエンスは本当に細かく枝分かれしていて専門的になればなるほど、難しいと息子は言っていました。
「その昔は、僕達の今やってることがこういったセミナーで教授が話していた内容だったのにね。今は、もっともっと難しくなっている。」とサイエンスの発展について語ってましたね。
何故、大学でエンジニアリング・メージャーに入るのが難しいか。。。そして、1年の間でメージャー変更する子が多いのか。。。ここがポイントかと思いました。テクノロジーのスピードに対応できるだけの頭脳が必要だからですね。大変だこりゃ。
さらに続け、「アメリカって外国人で凄く頭のいい人たちが支えてるんだよなぁ」と思ったと。笑 いいところに気が付いたね~それなのに、移民が嫌いな人たちが多過ぎ~!持ちつ持たれつなのにねぇ。
と言う事で、オーストラリアにいた頃の息子は何処へやら、、、何が周りで起こっているのかはちゃんと把握できているようです。ああ、やっと放っといても良いと実感できました。以外にも地面に足つけてますんで、何とかなりそうです。
今セメスターの成績も、アカデミック・プロベーションじゃなければ文句言わないよ!と言っておきながら、できる限り頑張って3.5をキープしなさいね~。と言ってあります。(母)
今現在、3.5はできると思うと言っています。さあ、どうなるか。。。
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