軍票の乱発
27日(金)大嵐。昨夕羽田空港にクロネコヤマトで荷物を送った。25キロ近くになった荷物を引っ張って都内を移動しなくて済む。便利な世の中になった。格安航空は食事や携行荷物などすべて有料で荷物も20キロまで3900円、5キロ毎に1000円で追加できる。
燃油サーチャージや空港使用料込みで21640円(往路)ということになった。ほぼ6時間30分の空の旅となる。孫崎享氏やリテラが驚愕のニュースとして取り上げているのに、新聞もテレビも恐れをなして報じない。いよいよ日本は危ない国になってきたと思う。
サンデーモーニングのコメンテーターやニュース23のキャスターを務めている、元毎日新聞政治部長の岸井成格氏を名指しで批判する全面広告を「放送法遵守を求める視聴者の会」なる実体のない団体(日本会議の渡部昇一、ケント・ギルバートなどが呼びかけ人。)が読売新聞に載せたという事である。
軍票乱発によるインフレ 岸井氏の「メデイアは安保法制の批判を続けるべきだ」という発言が放送法第4条の「政治的中立」に反するというのだ。9割以上の学者や元法制局長官や最高裁判事が憲法違反だと言っている法案を批判することが政治的中立を犯す?アベの批判は許さないという事?
こんなことを認め続けていたら、報道そのものができなくなる。新聞人たる者、危機感はないのか。フランスのテロに便乗して、日本の右翼グループが小躍りしている様子がネット上に溢れている。曽野綾子などもその一人でフランスの戒厳令を讃え日本にも必要と言わんばかりの発言をしている。
シンガポールの教科書に戻る。「憲兵隊の恐怖」という項目があり、「日本の軍事警察であるケンペイタイについてはたくさんの恐ろしい話がある。ケンペイタイは島中にスパイ(マレー人)を持っていた。日本兵にスパイされた者はオーチャードロードやクイーンズストリートの憲兵隊に連行された」
ホテルも日本名に「そこで残酷な拷問を受けた。彼らのうちのほとんどは苦痛を証言しようとしても、生き延びることはできなかった。日本兵の最も一般的な拷問は水責めだった。検束された人は横にさせられ、すごい量の水を鼻と口から力ずくで流し込まれた。数週間これが繰り返された」
この章のページには「日本占領時期人民殉難記念碑」の写真が載り、その説明は「この記念碑は日本のシンガポール攻撃中に殺された人々、連れ去られて殺された人々、ケンペイ隊の拷問によって殺されたすべての人々のために建立された」墓兼記念碑である。
マーライオンの並びにあるこのモニュメントは血債の塔とも呼ばれ、日本が建設費を拠出した。戦後初めて慰霊祭に参加、取材を許されたとして、当時シンガポール支局員だった朝日新聞記者故・松井やよりさんから参列に先立って私は取材を受けた。84年2月14日付朝日新聞の一面ぶち抜きで「忘れてはならぬもう一つの歴史」という記事になった。