嘘(うそ)という言葉がすぐ想い浮かびます。嘘八百、嘘から出た誠、嘘つきは泥棒の始まり、嘘をつくと閻魔に舌を抜かれるなどあまり好ましいことには使われません。嘘をつかないように育てることが大事です。嘘も方便(ほうべん)というのは、嘘は悪いがやむを得ない場合の手段として時には必要であるということでます。しかし、これを一度使い始めると人間は繰り返すことになりかねません。快感が伴うからです。方便は信用を失うことにつながります。「泥棒行為をしたことのある人の90.2パーセントが、嘘をついたことがある」ことがある大学の研究室の調査で判明しています。嘘つきと泥棒のあいだに相関関係があるということです。このことを少し拡大して解釈しますと、嘘をつきがちな人は泥棒になる確率が増えるともいえそうです。 続きを読む