夫に「パナマのGDP per capita(一人当たりのGDP)、ウルグアイ抜くよ」と言われたんだけど、ウルグアイもよくわかんないし、何がすごいのかもわからなくて無反応だった私。ちょっと調べてみました。
<目次>
・ パナマのGDP (前提として書いておく。ネタなし)
・ パナマの一人当たりのGDP (こっちがメイン)
画像は全て世界経済のネタ帳から拝借しています。このサイト、経済データ見るのに便利です。
<パナマの一人当たりのGDP>
一人当たりのGDP(per capita GDP)は13,268ドルで、推移はこんな感じ。こっちのほうが成長率が上がってますね。ちなみに日本は34,513.36ドルなので、やっぱりまだ遠い。
図にするとこんな感じ。
一人当たりGDPが伸びているってことは、人口当たり働く人の割合が増えている and/or より稼ぎがいい仕事/産業に国民が携わってるってこと。
パナマでいうと、貿易取引が増えて、収入が増えたのが大きな要因かな?
よくあるのは、金融・重工業・石油とか、儲け率の高い産業の割合が高い→一人当たりのGDPが高くなる、っていう構造。世界の一人当たりGDPランキング見てもわかりやすい。
一人当たりのGDPって、私の中では一人当たりの経済生産具合、一人当たりの稼ぎ具合/人口の経済成長の貢献具合にしか見てなかったんだけど、
一人当たりの稼ぎ具合が高い→買い物/消費をするようになる→ビジネスにもいいっていう。これ、夫から学びました。私は大学で経済学をチラッと勉強した程度なので、国の経済成長としての観点からしか見てなかったけど、ビジネスチャンスを見る数字としても一人当たりGDPって大事なんだねぇ。。ふむふむ。
って、一人当たりのGDPはわかったけど、トータルではまだまだのパナマです。一応関連データとして掲載します。
<パナマのGDP>
パナマの2015年のGDPは521.3億ドル。
当たり前だけど、日本の43,824.2億ドルからは程遠い。
(図にするとやばい。図にしちゃダメなやつだね。笑)
ここ40年くらいのGDP推移はこんな感じ。特に1990年にパナマ国防軍がアメリカ軍に解体されてからの成長がググッと伸びてます。
この昇り調子は好調で、2022年まではこんな想定。
それでも中南米ではまだTop10に入れてない。パナマがんばって〜! (※ この図、キューバのデータがない。87.20 10億USドルあるはず by 国連統計)
ここまで読んでくれた人、ありがとう。でももうちょっとだけ経済ネタ続きます。まだ気が済まない。笑
いいね!代わりにポチッとしてくれると嬉しいです。:)