最近、DMM英会話の教材であるデイリーニューズで面白い記事を見かけました。
それは、インドの若者のグループが、ポジティブな記事しか載せない新聞の発行を始めたとのこと。
なぜか。
既存のメディアは視聴数や発行数を優先して、とにかく注目を集めることができる記事、ゴシップや不安を掻き立てる記事にフォーカスしているという現状に対し、そういう記事を見たときの人間のメンタルに着目したそうです。特に3流メディアというのは「暴露記事」にフォーカスします。
人間は、基本、ネガティブなものに無意識にメンタル的な影響を受けるそうです。
なので、そういう記事やニュースを見たときに一定のストレスを感じる。それがメンタルを害する。
で、ポジティブなニュース、ハッピーなニュースを見たときには人間のメンタルというのは健康に作用するということに注目し、ならばポジティブなニュースだけが掲載される新聞を作ろうってことで、メディア経験のない人たちが集まって立ち上げたとのこと。
これ非常に感激して同じことをやりたいという衝動に駆られたくらいに同意。
特に今の日本のメディアの状況を見ていると、本当にそう思うのです。
で、このコンセプトが正しいと思うのは、SNSを見ていても思います。
「いいね」が少ないポストの条件。
・物事に批判的
・自慢
こういう記事は明らかにいいねが少ない。
つまり、人はそういうポストを見た瞬間に何かネガティブな感情を持つのが明らかだということでしょう。
ということで、人は常に2面性があり、ポジティブとネガティブ、賢明でありつつも愚かであるということを考えたとき、ポジティブな面が促進されるような環境を意識的に作っていくということは実は大切なことなのではと思います。
社会システム自体は容易には変えれないのだけども、社会に対して少しでも前向きで明るい情報発信をしていきたいという思いで、事業を立ち上げたこのインドのメディアに私は拍手を送りたい気持ちです。
頑張れ!!
おわり。
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