楽しみにしてた、香川照之先生の「お家で昆虫すごいぜ」を観終えた。
ウズベキスタンでは観れなかったからね
室内でたった1人でカマキリ先生が喋り倒しているだけで、こんなに面白いなんてやっぱり大好き!
久しぶりに昆虫図鑑を読みたくなりました。
最近見つけた身近な昆虫。
今住んでいる家のアプローチにはハナミズキが植えられているのですが、そこに奇妙なものが。
この写真ですぐに正体が分かれば昆虫上級者です!
「これ、なんだと思う?実はね…」と、手にとって娘に説明してあげようとしたのに「ママ!そんなキモいもの触らないで!怒るよ!」とマジギレされたので、自宅に戻った後に1人で写真を撮りに行きました
これは、ナガワタカイガラムシです。白いのが卵胞で、白いものの先についているのが成虫したカイガラムシの雌。カイガラムシは身体を蝋で固くしているのが多いですが、この種は柔らかいので、潰さないようにそっと剥がす。
剥がすとき卵胞の綿がこんな風に伸びます。綿飴みたい。
実際にカイガラムシが出す綿は甘いからそれを求めてアブラムシとかも来るから、カイガラムシは害虫の部類です。
カイガラムシは一生動かないままで終える種も多いですが、この種は逆さまにすると小さな細ーい脚が見えます。
僅かですが動けるカイガラムシ。
ちなみにカイガラムシの雄は、雌とは全然違う形をしていて、羽蟻みたい。口は無く、雌と交尾をするためだけに生まれてすぐ死にます。
一生動けない雌と動けるけど食べることも出来ず交尾をしたら死んでしまう雄…。果たしてどちらが幸せなのだろう…。
このナガワタカイガラムシは、1910年に新種報告されてから95年間生存確認が出来ていなかった珍しい経歴。ですが、希少というわけではなく割と普通に見つけられます。私が子供の時にもいたし、その時も私はこんなふうに卵胞から成虫を外していたから、もし私が専門機関に生存確認報告していたらこの虫の歴史は変わっていたのかしら?
何故かハナミズキが大好きな虫だから、見つけたら観察してみてくださいね(^^)
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