イード・ムバラク(イードおめでとうございます)(‘ω’)ノ
バングラデシュは7月31日から8月2日まで、イスラム教の祝日「イード・アル・アドハー(犠牲祭)」で、多くの店でお休みとなっています! フードパンダでデリバリーを利用できる店もかなり少なくなっています。
8月1日昼すぎに、近所のセブン(ディプロマットバザール)に買い物に行ってみましたが、店が閉まっていました。新型コロナウイルスの都市封鎖の時でも閉店したところを見たことがなかったので、驚きました。
交通量もとても少なく、日本でいうお正月みたいな雰囲気です。
犠牲祭とは
イスラム教徒が、自分の子供のように育てた牛や羊などを屠り、神に捧げる宗教的行事です。バラバラに解体された後は、料理にしたり、貧しい人に分け与えたりするようです。
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この日が近づくと、街中にも突如、牛たちが出現します。今年は例年よりもだいぶ少ない数だったそうですが、ダッカ・バリダラでも結構な数の牛がアパートの前につながれていました。
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「メ―――メ―――メ―――(助けて~~~~)」
前日夜になると、羊の悲しげな叫び声が、街中に響き渡っていました。あの羊の断末魔は、一生忘れないかもしれません。自分の死期を悟ったかのような叫び声でした。
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8月1日午前、殺される順番を待つ牛たち。何とも言えない気持ちになります。
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順番がまわってきて、連れて行かれる牛。弱弱しく解体現場に向かう姿が脳裏から離れません。
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過激なので、モザイク入れました。手際よく解体していきます。
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どのアパートの前も、血の海と化していました。
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返り血を浴びた白装束の男が、ナイフを持ってニコニコしながら平気な顔して歩いていました。この白装束の人たちは、イスラム教のお偉いさんだったのかもしれません。
日本だったら完全に銃刀法違反容疑で現行犯逮捕されているレベルのナイフでした(‘A`) ちょっとこわかったです。
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解体した肉は、みんなで袋に入れて持ち帰ります。8月1日のお昼過ぎは、街中を歩くほとんどの人が、肉の塊を持っていました。
日本で生活している時は、このような行事があることを知らなかったので、世界の広さを改めて痛感しました。
季節外れのお年玉 - バングラメモ
ちなみに、今回のイードでもアパートの管理人や警備員たちにお年玉を渡しました。一人500タカ。年に2回もお年玉をもらえるのは良いですね!!