ある土曜の夜。
ピンポーン、ピンポーンと連打する音。
何か用事ある人でも連打はなかなかなく、しかも夜って・・・
と、パパが出たんだけど何だか困惑してる?!
行ってみると、近所のおばあちゃんだった。
近所には英語が話せず、でも日本語が喋れる韓国のおばあちゃんが住んでいる。
普段は交流がないんだけど、たま~にやってくる。
それは・・・
家を閉め出された時σ(^_^;)
鍵を持たずに外に出てしまい、ドアが閉まって開かなくなる。
我が家は古いからか、そんな機能はなく閉まっても鍵はかからない。
でもおばあちゃんちはかかってしまうので、これまで数回我が家にやってきては
息子さんに電話していたのであった。
来た時点でまたロックアウトかあ~と思ったので電話をかせば解決すると思ったら。
なんと、息子夫婦はセミナーに出るために他州にいるとのこと。
連絡しても無理、おばあちゃんは窓ガラスを割って入ろうと思ったけど
これが割れないのよ~って。
危ないし、そんなことしてセキュリティー会社が来てしまったら?!
そしたらガラスはまた変えればいいし~と言ってる。
ポリス呼んでもらおうと我が家に来たらしい。
やっぱり困ったときはお巡りさん?
でも実際呼んでどうなんだろう。。。
来てくれないかもだよね。
家に・・・泊まってもらうのもね~
ホテルに連れて行く?!
いや、やっぱり鍵屋さんよね。
ってことでパパが鍵屋さんを呼んでくれた。
30~40分でこれるらしい。
よかった。
その前にうちには今、はしごがあるからそれで二階に登って窓から部屋に入ろう!という案がおばあちゃんから出た。(二階の窓は施錠してないらしい)
鍵屋さん呼ぶより、それで解決するならいいよね~と私とおばあちゃんでおばあちゃん宅へ。
ただ今いろいろ修理しているらしく、はしごがあったけど、なんとか登れそうだけど。
屋根をつたって窓まで行くのはどうだろう・・・というつくり。
つるっといったらすぐに落ちそうだ。
しかも登るのは私かパパなのだ。
無理ですね~ってことで鍵屋さん。
しばらくするとやってきた。
いろいろ器材が入っていそうなバンで登場。
わーい、自分ちのことじゃないけど、かなりの安堵感。
鍵屋さんは勝手口のほうに行き、さてどんな工具で開けるのか?
と、見ていたら。
なんと、胸のポケットからクレジットカードを取り出し、ドアの隙間に入れて
チョチョイのチョイで開けてしまった!!
ビックリ~いや、ビックリ\(゜□゜)/
こんな簡単にあくなんてっ!!(素人では無理なんだろうが)
ドアには鍵が二つあり、ひとつだけ閉まっている状態だったのでそれで開いたらしい。
いや~ものの数秒でした。
そしてお値段・・・85ドル(最初は95・・・とか言ってたらしい、気分で変わる?)
土曜の夜だし、困っていたから、高くはないのか、やっぱり高いのか
初めてなので分からないけど、クレジットカードチョチョイでこの値段。
ビックリ。
なにはともあれ、おばあちゃんが無事に家の中に入れたのでよかったです。
我が家もでかけず家にいたのでよかった。
夜に締め出されたらどうしようもないですよね。
しかも何にも持っていない状態だったし。
後日、おばあちゃんはお嫁さんと一緒にわざわざお礼に来てくれました。
おいしい梨をいただきました。
息子さん夫婦はクリニックを開業しているんだけど、クリニックには日本人?日本語が喋れる人がいる?って言ってたような・・・お嫁さんは日本語でなく英語だったので。
今度おばあちゃんに会ったら聞いてみよう。
ロックアウト。
私も一度したことがあるので、あの焦りは分かります。
なるべくならもう経験したくない。
おばあちゃんもそう思ってるはず。
でもまた忘れたころにやってくるかな?!