クアラルンプールでは、水道の水は、そのままでは飲めないと、書いた事がある。
水そのものの基準はいいんだけど、配管が古いために、いろいろと弊害が出る。
一番の要因は、配管の鉄錆が混入することだ。
ガイドブックのなかには、沸かせば飲めると書いてあるものもあるけど。
サビは、いくら沸かしてもサビだ。
それを信用している在住者はいない。
鼻で笑っている。
一番効果的なのは、浄水器だ。
スーパーに行くと、いくらでも普通に売っている。
こっちでは、いかに日用品なのかが分かる。
こういう2連の浄水器を、使っている人が多い。
これを、キッチンに付ける。
59.31リンギ。1,800円。
大きい割には、日本より安い。
水道の原水は、最初にこっちの目の荒い方のフィルターを通る。
こっちは安い。
10本入って、21.51リンギ。600円。
1本60円だ。
頻繁に交換する。
日本の浄水器のフィルターの高さは、一体何なのだろう。
次に、カーボンファイバーのフィルターを通る。
こっちは少し高い。
1本で、5.90リンギ。
180円もする。
こっちは、数か月は持つ。
こうやって浄水器を通して、きれいにしても。
そのまま飲む事はないし。
これで、ご飯を炊く事もない。
せいぜい、汚れた食器を洗う程度。
それは、ペットボトルの水が、日本と比べて驚くほど安いから。
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