暖かくなると動物たちも活発になりまして。
と同時に車に轢かれる動物たちの数もグンとあがりまして。
車を走行しているとよく見かけます、轢かれてしまった動物たち。
幸い我が家の近くではなかなかそんな風景もなかったのです。
もちろんリスはたくさんうろちょろしています。
きっと我が家近辺に生息している動物たちは機敏で注意深いのだろう!
・・・なんちゃって、そんなことなく、たまたまだろうけど。
そんなある週末の朝。
リスどころではない、もっと大きな動物が、我が家の前の道路に横たわってました。
リスでもびっくりするのに、それより大きいオポッサム(ふくろネズミ)です。
30cm以上はあるのでしょうか・・・
ちょうど真ん中なので車がよけられる位置でした。
小旅行にでかけるときだったので、あ~と思いながらもそのまま出発。
我が家の敷地内じゃないし、誰かやってくれるかも・・・と期待してた。
で、翌日帰宅しまして。
自宅に近づくと・・・あら、いない、よかった、誰かが処理してくれたのね。
ほっ、、、ありがとう~!!
と、ガレージに近づいたら。
いるし。
何故か。
我が家のガレージの入り口に。
なんで??
誰かが動かしたようです。
だって、あのオポッサム死んでたもん、自分で動けないもん。
でもどうしてうちに??
向かい側のうちじゃなく??
オポッサムがいたのは真ん中辺りなんだけど・・・
パパが言うには少し家寄りだったと・・・
さてどうしよう。
以前、知人がどこかに連絡して処理してもらった話を思い出したけど
それがどこかは分からない。
困ったときは大家さん、すぐにどうしたらいいのかとメールしました。
大家さんがポイって処理してくれないかな~なんて期待をこめて。
そしたら、何の言葉もなく、依頼できるURL だけ送ってきた・・・^^;
アメリカ人なら慣れていてやってくれると思ったんだけど、残念。
早く持って行ってもらいたいので市のサイトのDead Animal Pickupフォームに記入して依頼。
すぐに来てくれるのかな~なんて、のん気に写真なんか撮ってました^-^;
しかし、、、来ない。
早く引き取ってもらいたいのに~
こんなのガレージ入り口にいるなんて嫌なのに~
と、思っているときはまだよかった。
経験がないので(普通そうか)思いつかなかったけど。
時間がたつ、温度もあがってる、、、、
そう、そうなのです。
注意:ここからは食欲なくす話になります。
○虫が発生(書きたくないから想像してください)
しかも、、、多分、、、数百匹と思われます。
こうなったら、こうなったら、こうなったらーーーー
私がやるしかない、待ってられない、このままではもっと大変なことになる。
○虫は何故か、道路ではなく我が家のガレージに向かってきているようなのです。
虫は大嫌いなうえ、この手も虫は絶対にダメ!!!
だけど、、、、
もうそんなこと言ってられないのです。
泣きたいぐらいだけど、泣いてらんない。
今すぐにやらないと!!
ホースでまずは端から流していきました。
めいいっぱい水だして水圧で流します。
少しずつ追い込み?!道路まで追いやり、、、ここまで30分ほど。
メインのオポッサムにもたくさん○虫はいるので水攻め。
だってここのをどかさないと、、、
でもこのオポッサムどうしよう、ゴミ袋に入れたほうがいいけど、それは一人では絶対にできなそう。
最近我が家の近辺ではずっと工事しているのでうちの庭にも作業員がいたりするのに
この日に限ってちょっと遠くにしかいなくて頼める距離じゃない。
もし庭にいたら絶対に頼んだのに!嫌がられるかもしれないけど!
・・・と、一人スコップ握り締めてしばし悩む、、、勇気が出るまで立ち尽くす・・・
そんな中、水攻めした○虫がまた這い上がってくるのです、我が家のガレージに向かって。
向こうも必死だけど、私はもっと必死よ。
そんな姿を運転している人々に見られていたのですが・・・
ふと、一台の車が止まりまして・・・
私の様子を察してくれて(それかここに死骸があるなーと思ってたのかも)
オポッサム・・・ナントカカントカ・・・と声をかけてくれたので
そうなのよ~市に連絡したけど来てくれないの。
まいっちゃうわ!(←本当は言ってないけど、こんなフレーズ知らないから、心の叫び)
そしたら、ブリーチをかけるのよ~と教えてくれました。
そうか、そうなのね、サンキュー!!
多分、、近所だと思われる人!
すぐに家からブリーチを持ってきて一本分をオポッサムにドバーッ。
もちろん正視できないので横向いてね^^;
そして、そして、勇気を振り絞ってシャベルで拾って・・・移動。
(これが一番勇気がいる行動だった><)
ゴミ袋はどうにも無理なので人目につかない隅っこへ。
こんなとき無駄に広い使ってない庭でよかった・・・と思いました。
ブリーチたっぷりかけたのでこれ以上○虫が発生することはないと思うと・・・ほっ。
発生していた○虫たちもやっつけた!
そして、道路端に追いやった○虫はそのままにはしておかない!
一匹たりとも残らず!!の精神でずっと水圧で数メートル先の排水溝まで流しました。
目を皿のようにしてチェックしつつ、ずっと水を流している私・・・
はたから見たら何やってるんだろう??って感じですよね^^;
終わったらすごい脱力感、達成感、安堵、、、
でもってなんだか、腕とか足とかむずむずする。
気分というか気持ちというか。
辛かったけど、大変だったけど、泣きたかったけど、頑張ったよ自分。
ありえないことやったし~
もう家族に威張りちらしましたよ、もちろん。
でもあの辛さは分かってもらえないだろうけど。
きっと、市もオポッサムぐらい自分で片付けろよ~ってことなのかも。
少し走るだけであちこちに轢かれた動物がいるもんね。
もしまたこんな事があったら、いやだけどすぐにシャベルで拾って捨てよう!
その際にはブリーチかけるのは忘れずに!!と思いました。
またあったら嫌だけどね、今度はパパにやってもらうけどね。
あ~書いてるだけでまたむずむずしてきた(>_<)

