22日(日)今日本時間の2時。東横インでこれを書く気になった。飛行機の中で寝たせいか、久しぶりの日本に興奮したか、眠れない。昨日、7時半の約束のタクシーが15分前に来た。朝4時半に目覚めて5時半に起床した。朝食に掃除を済ませて待っていたが。
車中初めてマレー人とじっくり対話した。Lさんという60歳で、個人経営だという。2台のタクシーを持ち、遠距離を中心にしているらしい。子どもが何と9人というのには驚いた。長男次男は公務員、一番下がまだ3歳だという。教育費はタダだから問題ないと。
マレー人優遇政策の見本のような人だが、少子化対策なんてこれで答えが出ているようなものではないか。英語をかなり話し、お客はマレー人が多いという。街のタクシー会社は圧倒的にインド人。Lさんはそのことに不満なようで、空港に私は出入りできないと。
4時間かかると言われた行程も平均110キロ(制限速度)で走り、3時間15分で到着。300RMに昼食代にと10RMを払った。3時間前の11時45分にチェックイン。荷物は楽勝だと思ったのに3キロオーバー。慌てて3キロ分の荷物を手荷物に移す。20キロジャスト。
LCC(格安航空)を今回、じっくり観察した。確かに徹底したコスト削減が見て取れた。例えば、空港も搭乗口は一階に設置し、飛行機まで500m以上は歩かせる。帰国時は夜だからバスだったが。機内は満員でほとんど日本人の若者。安さにはかなわないということか。
欠航や遅延は覚悟しなければと言われたが、今回は出発が15分遅れ到着が10分遅れ。何か滑走路も冷遇されている感じで、着陸してから30分はかかった感じ。お蔭で、東横インのシャトルバスには間に合わず、タクシーで1500円もかかった。ああ、何と高いことか!
ホテルに到着した途端に、酔っぱらいの歩く姿に遭遇。ああ、俺は日本にいるとああいう醜悪な姿で街を歩いているのかと帰国を実感してしまった。お腹が空いて、ホテル近くで食事をと思い、交番のお廻りさんに聞けば、じろじろと怪しげに見られ、ああ嫌だ。
笑笑とかいう居酒屋で日本初の食事をしたが、お通しの枝豆や漬物はまずく、美味しい!と思ったのは生ビールだけ。1時間いて2500円。(80RM)そんな高価な食事はしたことがない。3か月ぶりに現実に引き戻された感じ。こんな高い国に良く来るなあと思う。
帰国した途端、やはり日本だと思ったのは、ネットの接続の速さだ。でも、それが何だっていうの?と思ってしまう。明日は秋葉原、上野を覗いて帰郷するつもりだが、どんな生活になることやら、あんまり楽しみはない。どうなることやら。いや、食べ物の楽しみがある。
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