昨晩のミーティング。
案の定、知っていることのほうが多く、確認だけのセッションでした!
何も、新しい情報はなく、これだったら申し込みし始めるこの時期ではなく、
ジュニアが終わった時点の夏休み前に、
夏休み中にするべき事を伝えるべきだと思いました。
中でも、意外にもカウンサラーのファイナンシャルエードについての情報が
間違っていたのにはビックリしました。
ある、大学生を持つ親から指摘されて、初めて間違えに気付くというお粗末な状態。
ちょっとガッカリしました。
やっぱり、公立の高校のカウンセラーは
ペーパーワークのために居ると思っていいのだと思います。
それ以上望んではいけないんだと思いました。
インターですとカレッジカウンサラーと言う人がいて、
その人が、地域別に大学の件でカウンセリングしてくれます。
11年生をインターで過ごしてないので定かではないですが、
まあ、公立の学校より、カウンセリングを個人的にしてくれると思います。
もちろん、公立のカウンセラーだって、相談すれば色々教えてくれますが、
個別と言う点では、人数の少ないインターのカウンセリングのほうが
その質は良いといっていいでしょう。(人にもよりますが)
そこで私のした失敗を、皆さん特に、
海外のインターからアメリカに引越ししなければならない高校生と
その親御さんたちのために、「まとめ」てみようかと思います。
1.私は、学区は公平に、且つ正確に、インターの成績を公立の成績に変換できるのかと思っていました。
WRONG !
州、学区によってでしょうけど、
正確なIBスクールのグレードから公立高校のグレードのEquivalent スケールを持っている州、学区、学校は、少ないと思っていいでしょう。
2.私は、インターでの成績がよければ、アメリカの高校でも全く問題はなく、州立大学のどこかへは入れるだろうと思っていました。
YES & WRONG
インターでよい成績をキープ出来ていれば、アメリカの公立でも大丈夫です。特に数学のハイレベをインターで出来るくらいの子供は、公立の数学コースは簡単かもしれません。しかし、勉強の仕方が違うので、めんどくさい勉強の仕方と思うかもしれません。
(宿題がやたら多い、繰り返しが多い、問題の解き方を固定されてしまう、等)
インターでのコースはいろんな面で質が高く、公立のコースよりマチュアーな勉強方法と思っています。うちの子供たちの例で言えるのは、Honorクラスとレギュラー、この2択ならHonorでもAを取れるのでWeightedコースの選択をしたほうがフィットした感覚があります。ヘタにレギュラーをとると、クラスの雰囲気に馴染めないかもしれません。これは数学のみならず、他の科目にも言えることですが、英語だけはインターの英語よりも難しい感じがします。ドミナントランゲージが英語のアメリカの学校ならでは?と思っています。インターは外国人が沢山居ますので、日本の日本人ばかりのインターのみならず、インターの英語コースから公立の英語コースは難しいのかもしれません。しかし、レギュラーとAPしかコースがないので、APをとっています。なぜHonorクラスがこの学校にないのかは知りません。
州立大学で注意しなければならないのは、無条件入学の枠。テキサスはトップ10%で州立大学無条件入学が可能です。例外があり、フラッグシップ校のオースティンだけはトップ7%です。このトップ10%に入るにはこの学校(マグネットを抜かして、地域でNo.1の高校です)では、今年はGPA・Weighted108以上ないといけないそうです。と言う事は、前に言いましたように、途中編入した生徒はよっぱどAPを沢山とらない限り(7コマ中、4コマ以上)10%に届かない仕組みになっています。なぜなら、この学区の最高変換得点はA=95、インターからなのでWeightedなし。(他州、他学区からはどうか分かりません)このような、注意事項の説明はカウンセラーからは一切なし(初めてのケースかもしれませんし)で、初めの年のコースを決めました。こういう事実を知っていれば、息子には出来る限り、APのコースをソフォモアの時期入れたと思います。ちなみに息子のコースはAPは世界史だけでした。後はHonor(PreAP)3コマ、レギュラー3コマでした。
州立大学はRollingがありますが、ほとんどは無条件枠で席が埋まってしまいます。なのでうちは期待しないほうがいいのかとも思っています。ただし、アート・スクールのアドミッションは今だ期待できそうな気もしますが、蓋を開けてみなければ、こればかりは分かりません。もし、私立のトップ・アート・スクールの数校からにアドミットされて、州立のアートスクールが、クラスランクと言う平たい計算で不合格なら、州立のアドミッションの方法は思いっきりFAILしてるといって過言ではないでしょう。笑 なぜなら、トップ10%(7%)。。。どんな学校からでもトップ10%(7%)ですよ。学区No1校、学区最下位校、関係なくですから。そして噂では、毎年、大学フレッシュマンのコースについていけない生徒がかなり脱落していくといてます。何のための無条件なんだか・・・。意味あるのだろうか?と思ってやみません。せめてオースティンやA&Mカレッジ・ステーションは、この無条件をやめるべきではないか?と思っています。すべてのテキサス州の学生に公平なアドミッションと思うなら、この上位2校だけでも、SAT、GPA、その他を優先すべきだと思います。クラスランクは当てにならないのを分かっているのに、、、。なぜならAPコース(Weighted 129%)GPA 74(C/2.0)とレギュラーのGPA,A(95)と同じ数字になりますから。違うに決まってるじゃん!って思いますよね?笑 レギュラーでも100%をとるのは難しいです。(なぜなら、シラバス方式だから)と言う事で、本来APコースを取れる学力でない子供が、近年ワンサカAPを取ってる背景と結びつきます。高校側が、どんどん州立のアドミッションをややこしくしてるのでは?と思ってやみません!あほくっさ!
そこで対策。
海外のインターから、どうしてもアメリカに戻らなければならない高校生が居るご家庭は、
1.なるべく早めに帰国するべし!高校の始まる9年生が理想。
2.どうしても途中からしかありえないなら、コースの選び方を間違わないように!
多くのRequiredはサマーコースでも取れます!さらに言えば、6セメスタークラスランクが出終わった、12年生でもOKなのもあります。グレードされるコースにAPを沢山入れてクラスランクを上げる方が、州立に入りやすいでしょう。(無条件枠を使えます)1年間に取れる7コマをフルにクラスランクに反映させたいなら、Requirementのクレジットはサマーコースでって言うのが賢いやり方かと思います。そして、その7コマに出来る限りWeightedになるコース、つまりHonorやAPのコースを入れるといいでしょう。GPAスコアーがあがり、クラスランクがより、無条件枠クラスランクに近づきます。
3.では、うちの様になってしまった場合。気付いたらすぐに、GPAとSAT/ACTに重点を置いて出来る限り頑張るしかないでしょう。もし編入先の高校がHonor、APのWeightedアワードスコアーを使ってクラスランクなら、AP、Honorクラスを出来る限りとったほうがいいです。スポーツ、ボランティアと色々言われてますが、そんなことよりまずは学力のアピールが優先かと思います。(ケースがケースなので) 事実上大学は足切りにこの部分を見ているのですから。。。私立は見た目州と比べると倍以上の学費ですが、各大学の奨学金もありますし、1クラスの大きさや教員の英語の問題等、州立のネガティブ面に焦点を当てれば、金額の差はリーズナブルと思うでしょう。州立にこだわらず、私立のベネフィットを研究すべきかと思います。
4.海外からその時期、帰らなければならないのが分かっているなら、、、
私立の学費用の貯金をすべきでしょう。要するに、結局、アメリカの大学は、お金で~す!
Maxでお金を払えば、どこだって学力に合った学校へ通えるはずです。
お金があれば心配無用。うちはお金はどうか知りませんが、借金が全くありません。
将来の事を考え、駐在生活をエンジョイしすぎないように!(駐妻なら分かる一言w)
と、こんなところでしょうか?
色々ありますが、いつ何時だって勉強をコツコツって言うのが一番の近道でしょうね。
学生は勉強がお仕事!と教えましょう!働かざるもの、遊ぶべからず。
情報も大事ですが、親の舵取りも大事なんでしょうね。

にほんブログ村