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NO2497 日本はマレーシアで何をした(22)

7月2日 (6) 4日(金)快晴。今晩から毎週金曜の駅前デモに復帰する。このデモは昨年の7月20日から始まった。当初は民主党県連前から県庁まで、今は新潟駅前の小公園に6時に集まり市中を1時間歩く。なくそう原発・新潟市民ネット主催だが参加者は増えただろうか。

 マレーシアを占領した約3年8か月の間に、何があったかを知らなければ、キャメロンやペナン島にいてマレー人がなぜ日本人に対して親切で親近感を示すのかも理解できまい。占領中の犠牲者の99%は中国人であり、マレー人は密告者や警察官に仕立て上げられた。

 今はマレー人優遇政策で警察官は大半がマレー人だが、インド人もいる。実は占領中の日本軍の占領政策に由来するのだ。ネグリセンビラン州における華人虐殺については、高島伸欣氏、林博史氏共著の「マラヤの日本軍」に詳しいがこのお二人に対し、「つくる会」はでっち上げだと、攻撃の標的にされている。

7月2日 (5) ネグリセンビラン州における華人虐殺事件は3787人との説もあり、事実ならマレーシア最大の事件になる。私が直接取材したマラッカの虐殺事件についても紹介しておこう。日本軍が占領して憲兵隊本部にしたマラッカの明星慈善社でいただいた資料「南洋英属馬六甲明星慈善社殉難社員哀思録」による内容。

 私は中国語が読めないので、中国語を勉強していた人に訳していただいた。「占領直後、日本兵が家々の入り口に「反英倒蒋澈底」(英国に反抗し、蒋介石を打倒せよ)というビラを貼って歩き、日の丸を掲揚させた。街の十字路には必ず日本兵の歩哨が立ち、」

「通行人の男女を問わず身体検査をした。街には日本軍の中国人スパイがたくさんおり、盛んに密告していた。3月10日慈善社の主席王徳義及びその家族11人が逮捕された。憲兵隊本部での取り調べは厳しく、一日5回、拷問も行われた。王氏は67歳でショック死」

7月2日 (4)  「一緒に捕まった人たちは3月16日、市内から7マイルの場所で銃剣で刺殺され、死体は古井戸に投げ込まれた、勿論婦人や子どもも死を免れることはできなかった」曾唯心氏の「社友殉難記」には曾氏自身の体験もある。「3月12日橋本というケンペイによって逮捕された」

「同じ牢に70名の中国人がいることが分かったが、一番多いときは400名余だった。取り調べでは覆面の取調官がテーブルに座り、その前に5人ずつ並ばされた。憲兵長は刀を抜いて同士の名前を言わせようとした。拷問は逆さに吊るす、鞭で打つ、ホースで口に水を注ぐ

 注木の枝を燃やし、その先の焦げたところで顔や唇を焼くなどした。覆面の男は無言だった。終わると襟に○△□の印を付けた。これは共産党、国民党、英国派を意味した。印のない者の何人かが生き残った。私もその一人。10月3日139人が吉双牙冷で虐殺された。

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