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NO2499 汚染水問題をどうする気だ(2)

ミニホテルに向かうモスリムの中学生
7月6日 (14) 5日(土)このブログでも書いたが、森の長城プロジェクトという被災地の海岸沿いに瓦礫を活用した植林の話。私は5株分寄付したのだが、植樹祭の案内が来た。明日6日、2000人募集で2万株を植樹する。場所は南相馬市鹿島区。朝5時に車で向かう予定でブログの書き溜め。

 1000基中経った一基のタンクの汚染水漏れがこれだけ大きな危険をもたらす。そのタンクたるや、本来溶接すべき部分をボルトにしたり、ステンレスではなく鋼鉄製にし、耐用年数5年を想定したのに2年半でこのありさま。全ては安全よりコスト減を優先したことによる。こんなことすら政府はコントロールせず東電任せなのだ。

 東電の廃炉工程表によれば、20~25年後までに冷却のための注水を続けるとしているが、誰がそれを信じているか。唯一の切り札などと宣伝されている多核種除去設備(アルプス)はトラブル続きである。仮に正常に稼働することになっても汚染水の総量は減らない。

朝粥のメンバー
7月5日 (1) アルプスではトリチウムを除去できないため、処理水であっても100~500万ベクレルのトリチウムを含み、タンクに保管し続けなければならないのだという。さらに、安倍がオリンピックの最終プレゼンで470億円を投じて政府がやるとした凍土による遮水壁の話。

 我々素人はいかにも「汚染水問題の原因を根本的に断つ対策」などと言われると、すぐに信じ込まされそうだが、この棟土壁方式はゼネコンの鹿島が提案したものだと聞いた途端に疑ってしまう。専門家に言わせれば、前例のない土木実験で、うまくいくかどうかは未知数だと。しかも完成が1年半後?その間、どうするのだ。
 
 全周1.4キロもの棟土壁の施行は建設に数百億円、維持費(冷却用電気代等)が年数十億円もかかるという。鹿島はもうかるわけだ。多くの専門家が疑問を呈している工事に莫大な税金を投入し、最後にうまくいかなかったので、薄めて海に流しますとなっては、身も蓋もない話ではないか。

ある日の夕食
7月5日 (2) 原子力規制委員会は今朝の新聞でも東電に対し、柏崎刈羽より汚染水の方に力を注げ、などと格好よく繕っているが、確かに柏崎刈羽社員1150人に対し、福島第一に970人という客観的数字を見ても、汚染水問題より利益に直結する柏崎刈羽再稼働重視ということだ。

 震度7クラスの余震を想定すれば、4号機建屋や汚染水タンクの倒壊はかなりの確率であり得るのに、原発再稼働の審査を進めていること自体狂気の沙汰である。そもそもベントを初め規制委員会の基準たるや、機器の安全性だけで、福島の現状を想定していない。

 安倍政権は汚染水問題が自らの命取りになることを自覚すべきだ。アベノミクスやオリンピックに浮かれている場合ではないのだ。世界最高の技術などと過信してどうにもならなくなり、2年半も経って様々な事故処理についての公募を世界に向かってする恥知らず。

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