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NO2502 日本の借金は誰がつくったのだ

瓦礫を用いたマウンド
10月6日南相馬 (48) 9日(水)晴れ。今日は先月21日オープンした「ドナルド・キーン・センター柏崎」見学に2人で出かけた。東日本大震災で安倍首相の如く、考えを変えない情けない人もいるが、震災を機に外国人で日本文学研究者でもあるキーン氏が東北の人々の必死な姿に突き動かされて「日本人とともに生き、死にたい」と日本への帰化を決意したと。

 私は日本文学研究者というより、翻訳家として日本文学を世界に広めた功績を高く評価したい。川端康成氏や大江健三郎氏のノーベル文学賞受賞は氏の存在なくしてなかったのではと思っている。研究者としても瀬戸内寂聴さんが「日本人がなすべきことをそれ以上に成し遂げられた」と。私が読んだのは大作「明治天皇」上下2巻だけだが、圧倒された。

 菊タブーで日本人が書けないような視点が随所にあり、一気に読み終えた記憶がある。氏の交友歴を見ながら、改めてその幅の広さ、氏の研究の深さに圧倒された。再現されたNYの書斎と居間が印象的だった。「窓から見えるハドソン川だけは持ってこられなかった」と冗談を言っておられたと、ガイドの女性。

私が残した木札
10月6日南相馬 (38) 今晩のニュースで日本の借金が1008兆円になって、国民一人あたりが775万円になるとのニュースをみた。マスコミの解説は常にそうだが、誰がこの借金を作ったのかを追究しないで、国民全体でどう負担するかの話ばかり。つまり、増税しかないではないかという結論に誘導される。

 思い出したのが、先日植樹祭に向かう際に通った磐越自動車道。行きは私の他には私を追い越した一台のみ。帰途も10台はあったかどうか。しかも、日曜日にである。この高速道は当初から採算は無視されている。日本全国ごく一部を除いて、全て赤字路線である。

 そもそも、全国の交通網で空港は47都道府県の2倍以上、鉄道は在来線との競合はおろか、自動車道との関連、採算など何も計算されずに「地元の要望や族議員の要求」に従って、新幹線網を作り続けている。港湾も同様、更には無駄な農道。これが今の借金のすべてと言ってもいい。

タブノキ
10月6日南相馬 (30) 欧州諸国が社会保障や労働政策に力を入れた頃、日本は公共事業一辺倒の政策をとり続けた。言うまでもなく、自民党政権である。初めて「生活大国を」と言い始めたのが91年の宮沢内閣であった。以後の内閣も掲げざるを得なくなり、民主党政権誕生となった。

 その民主党政権は見事に期待を裏切り、安倍政権の再登場により公共事業重視に完全に復帰した。そして今や、その借金の原因が社会保障費の増大であると思わされ、消費税増税もやむなしという流れである。安倍政権を誕生させればこうなることは分かっていたのに。

 オリンピックにリニア新幹線。夢ばかりをばら撒いて、この二つがどれだけの電力消費を前提にしているかの議論がないし、マスコミの追及もない。中部電力や関西電力はリニアを目論んで原発増設を計画していた。震災でリニアの話は完全に消えたと私などは思っていたのに、いつの間にか何の批判もなく復活した。誰も変だとは思わないのか。

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