5年前の家計簿が、出て来た。
なんと手書きで、ノートに書いていた。
その頃から、ネットで株はやっていたし。
パソコンも使いこなしていたのに、何故に手書きなのか。
もっと恐ろしいのは、その存在すら記憶にない事だ。
確かに、自分の字であるのは、間違いない。
それは、いいとして。
やっぱり、上がっているんだなぁ、が、正直な感想。
経済成長とともに、じわじわと物価が上がっている事は、毎日の生活の中でも実感している。
しかし、5年前の数字を目の当たりにすると、ハッキリ言って、いつまでマレーシアに住んでいられるのかな、という危惧を感じる。
生活内容も変わっているし、支出している品目も違うので、一概に1ヶ月の総支出で比べても、あまり意味はないけど。
2倍近い開きがある。
おまけに、家計の中で、大きなウェートを占めているコンドの賃貸費用が、5年前と変わっていないので、実際にはもっと違うのかもしれない。
日本でも、物価がどんどん上がっていった時期があった。
そら恐ろしくなるほど、上がっていった。
東京オリンピック前後だっただろうか。
毎月、値段が変わって行くのが、ハッキリと分かった。
欲しいものがあって、貯金をしていても、貯めるスピードより、値段が上がって行く方が早い事を実感した。
今のマレーシア、そこまでの上昇率にはなっていないけど。
上がって行く事は、間違いのない事実だ。
物価が上がっていっても、収入が一緒に上がっていけば、なんら問題はないけど。
少なくとも、私の年金は、どんどんと縮小の方向に向かって行くはずだ。
破綻の分岐点が、何年か先のどこかに、潜んでいるのだろうか。
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