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NO2506 無責任な原発輸出 

13年10南相馬 (4) 13日(日)快晴。市郊外の下田方面を走ってみたが、紅葉には程遠い状態。そればかりか、街路樹が汚らしく枯れた感じ。異常気象の影響か。東京では昨日31度を超え、桜も咲いたと。新聞・テレビが報じない重大ニュースがブログやネットで明らかになっている。

 安倍政権はアベノミクスとやらの成長戦略の柱に、原発輸出を据えて売りまくる態勢である。福島事故が汚染水問題で大変な状況にあることなど、まるで関係ないかのごとく「世界一安全な原発」などと売り込むのだから、呆れるというより、ふざけるなと言いたい。

 かろうじて、今朝の新潟日報に「原発輸出安全確認の遅れ」の記事が載り、ベトナムへの原発輸出は決まっているが、安全確認は国際協力銀行によるベトナムへの支援融資の条件になっているようで、日本政府による安全確認がなければ、融資が実現しないとのこと。その確認体制ができていないというのだ。

13年10南相馬 (5) そんなことをマスコミは今まで伝えてきただろうか。自民党の河野太郎氏のブログは今まで何度か引用させていただいたが、国会議員の特権に基づく情報入手という国民には得難いことがあるにせよ、氏が公開しなければ我々は知らないでいることが余りに多すぎる。

 8月8日付「原子力協定二本」によれば、自民党の外交部会に上程された内容である。二本というのは、トルコとUAEとの協定で、外務省の提出した資料には、あたかも同じ内容であるかの如く記載されていたが、重要な違いがあるという。マスコミは伝えたか?

 その違いとは、「この協定に基づいて移転された核物質及び回収され又は副産物として生産された核物質はUAEの管内において、濃縮され、又は再処理されない」とあるのに、トルコとの協定には再処理できるかのような文言があるという。重大な話ではないのか。

13年10南相馬 (21) つまり、核拡散防止条約によって、プルトニウムを取り出せる使用済み核燃料の再処理には厳しい規制があるのだ。日本自体がアメリカとの間に、核兵器に転用しないとの約束の基に(これも怪しいが)例外的に再処理を認められている。、韓国がそれを要求してもアメリカは認めていない。

 河野氏の発言があったのであろう。外務省提案は部会で了承されなかったらしい。12日付では「懲りない」と題し、日本原子力産業協会という中立を装っている社団法人の理事、監事に電気事業連合会(電力会社メンバーが集まる連合体)のメンバーが座っていると。それでは、原子力産業協会のいう「オープンな態度も、透明性もあり得ない」批判している。

 さらに9日付で「日本がベトナムと結んだ原子力協定に、ベトナムの使用済み核燃料を日本が引き取ると書いてある」というデマが流布されていると。しかし、本当にデマなのか、疑う余地がある。そもそも上記3か国が北朝鮮のように核拡散条約から脱退したら・・。河野氏のブログに対するコメントに「安倍自民党の歪みを追求すべきと」の批判も。

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