2025年5月22日
先日、娘が無事に大学を卒業しました!
アメリカの大学の卒業式(Graduation Ceremonyではなく Commencementという言葉を使います)は、はじめてのことばかりで驚きの連続。
アメフトの会場である、巨大なドームでスクールごとの卒業式と合同卒業式が行われます。
理系と文系の二重専攻を修了した娘は、文系の卒業式、理系の卒業式、そして合同卒業式の3つのセレモニーが金曜と土曜日にあるとのこと!
それだけでもビックリだったのに、なんだか他にもいろいろなイベントがあるらしいとのことで、急遽予定を早めて現地入り。
金曜、土曜の卒業式が本番ではあるものの、実際は水曜日ぐらいから、学部や履修しているクラスやプログラムごとにいろいろなアワードセレモニーが開催されていることがわかりました。
また、卒業生のガウンと帽子というイメージは皆さん想像がつくと思いますが、さまざまな活動で活躍した学生や、成績優秀者には、ガウンの上に首からかける、ストールやコード(ひも)というものもあります。また、娘の大学は綺麗にデコレーションした傘を持って歩く伝統もあり、とても華やかでした。
スクールカラーのグリーンに合わせて、私もこの日に合わせて緑のパンツドレスを購入。
この場には結構なじんでてよかったけれど、日本で着る機会はないかも。。。
学部ごとの卒業式では、一人一人の名前が呼ばれ、壇上でディプロマをもらいました。
学生一人一人が、自分の名前を書いた紙をもって壇上にあがり、名前を読み上げる人にその紙を渡すという仕組みのため、
名前を間違えることもなく、スムーズな進行でした!
最後の合同卒業式は、有名人(私はあまり知らなかったけど、娘は知っていたエミー賞受賞経験のある、女優・歌手の方)のパワフルなスピーチや、ニューオリンズという土地柄もあってジャズシンガーのパフォーマンスやマーチングバードの演奏もあり、最後には花火まで!
感動して涙が出るというより、にぎやかさに圧倒されつつ、パワフルなスピーチに私まで元気をもらえるようなセレモニーでした。
そして、大学の正式なセレモニー以外にも、娘の友人家族と食事をしたり、ハウスパーティに参加したりと賑やかなイベントが続くことも驚きでした。そういう文化に慣れていない私は、なかなか緊張しましたが、これまでなかなか会うことのできなかった娘の友人達やその家族にあって、一緒に卒業を祝い、これまで娘をサポートしてくれたことのお礼をいうよい機会でした!
ハウスパーティ。初対面の娘の友だちや、その家族との英語での会話。
パーティ慣れしていない私にはなかなかハードルが高かったですが、みなさんお話上手で楽しく過ごせてました!
実は、合同卒業式への参加は事前申し込みが必要なのですが、一人の学生が呼べるのは最大25人とのこと!
25人ってどういうこと? さすがに25人を呼んだ人は私の知る中ではいませんでしたが、家族だけでなく、親戚や親しい友人なども、州外から総出で参加するのが普通だそうです。
もともと3人家族の我が家。日本から、高齢の両親を呼び寄せるわけにもいかず、娘も寂しがっていたところ、アメリカに住む
友人夫婦が一緒に参加してくれることになり、ありがたかったです!
家族や親せきはもちろん、街中に出れば、卒業生だとみるとUberのドライバーも、レストランやホテルの人も
みんながCongratularions!と声をかけます。町全体がお祝いしてくれるような雰囲気でとても素敵でした。
しかーし、実はこの卒業ウィークの間に、すぐ近くで集団脱獄事件が勃発していました。今もまだまだ、逃亡中の重罪犯が
いるらしいのですが、そんな中でも卒業式を開催してしまう大学や街のたくましさ(というか、犯罪に慣れているだけかも)にも
びっくりでしら!
驚きと興奮でいっぱいの卒業式。
大変なことも多かったと思いますが、多くの素晴らしい友人達に恵まれ卒業できた娘を誇りに思います!
そして、貴重な体験をさせてもらえたことも感謝したいと思います。
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